FC2ブログ

アマゾン電子書籍 カテゴリー別売れ筋ランキング全国1位!!

―マンション管理組合向け指南書シリーズ1、2 同時発売中ー

「マンション管理を劇的に改善する5つの法則」(馬渕裕嘉志著)
「マンション大規模修繕工事のコストダウンを成功させる7つの法則」(同上)

【本日でブログを637日連続更新中】

(これまでの記事は、右側縦ナビ下の「SEARCH BOX」で「大規模修繕」と入力して、お読みください)

 マンション大規模修繕のアンケートでは、共用部分をどうするか?と言う内容だけではなく、各戸の中の水漏れやベランダの状態等も聞いて、屋上や外壁の補修に反映させるため、100%回収することが必要です。

しかし、32戸と言う、マンションとしては比較的少ない戸数であっても、実際には、最後の数人(数%)の人たちが、なかなか提出してくれません。

そこで、修繕委員長でありマンション管理士でもある山川さんが考えて、実施して、結果100%の回収ができたのは、次の5ステップを踏んだからです。

■アンケートを100%回収するための5つのステップ

1、アンケートの配布は、設計会社が行います。アンケートには、回答期限日を書いて、返信用封筒を入れて、各戸のポストに入れます。返信先は、修繕委員長の山川さん宅のポストです。(これは、管理組合のポストでも構いません)

*実際に、回答期限日に集まったのは、22戸/32戸:約70%でした。

2、回答期限日の翌朝、未提出のポストに、催促の手紙を入れます。これは、修繕委員長の山川さんが、骨を折ります。今度の期限日は、二日後です。
 この時の紙は、A4サイズの1枚に大きめの文字で、次の三つの内容を強調します。

 ①「マンションのため」ではなく、「各戸のため」であること。
 ②「アンケート用紙を紛失された方には、再度送ります」と言う点。
 ③紛失され方に再度アンケートを送付した後、回答をいただいた人は、そのアンケート結果のうち、共用部分に関する回答は、総意への投票としては間に合わない可能性があること。

 簡潔なので、余程のことがない限り、読んでくれます。下手に親切心を起こして、また、アンケートを同封すると、最初と同じく、読まれないでゴミ箱に行ってしまいかねません。何故なら、初回で提出しない人は、そもそもマンション全体の運営には関心がない人が多く、アンケートもちゃんと読んでいない人が多いからです。

*この催促で、回収数は26戸/32戸:約80%となりました。

*すでに80%の回答率なので、マンション共用部分のどこを機能アップする(=設計に織り込む順位を付ける)のかの総意を取るには十分になります。

3、アンケートをなくしたと言う連絡があった人には、今度は管理会社からアンケートを再送してもらいます。
 「アンケートなんて見てないぞー」と言う人もいますが、気にせず、「再度送ります」と淡々と接します。この時に、「確かに、ポストに入れたはずだ」などと主張して、感情的な対立の種をまかないことです。

4、2度目の提出期限日までに、何もアクションのない人には、マンション管理会社から、電話で催促をしてもらいます。

5、管理会社からは、朝・昼・晩と時間を変えて、電話をしてもらいます。分譲マンションでも、そのオーナーが賃貸に出している物件ならば、そのオーナーに連絡をしてアンケートに回答いただくよう依頼します。

 こう書くと、秘密めいた方法はありません。

 期日の設定やアクションのタイミングを間違えないことと、修繕委員長だけが、一人で背負わないことです。設計事務所やマンション管理会社を上手に使い、総力戦でアンケート100%回収を実現することが大切だと言えるでしょう。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 ブログへの応援 ポチッで現在の全国順位がわかります。

にほんブログ村 住まいブログへ←【20年度上半期=TOP5入り

←【20年度上半期=全国1位

テーマ:住まい
ジャンル:ライフ
コメント
この記事へのコメント
なるほどね~

3番は結構重要だと思いました。
2009/03/17(Tue) 15:21 | URL | ハッサン | 【編集
RE:ハッサン
そうなんですよー。この3番が案外難しい。

人は、どうしても自分を正当化したくなるので、ついつい口にしちゃいます。(笑)

変に原因(犯人)を探すより、前に向かって、気持ちよく回答してもらうことが肝心なのだろうと思います。
2009/03/18(Wed) 02:44 | URL | 馬渕@しあわせデザイン | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック