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 さて、一度目の社内ベンチャー応募で、1次書類審査で落選したことが信じられず、事務局に落選の理由とその評価方法を直接聞きに行きました。
 そこまで熱心な社員など他にはいなかったそうで、一般には公開しないと言う「評価書」を特別に見せてくれました。しかし、私のプランに対する評価書を見て、愕然としたのです。

 私から見て、まったく見当はずれの分析がいくつもあったのです。詳しく聞くと、その評価書を書いたのは、会社のベンチャー事務局ではなく、そこから委託された専門家であるM総合研究所(超大手)のコンサルタント。

 会社も初めてのベンチャー制度ですから、導入当初は、評価が間違わないように、外部の専門機関に依頼するのは当然ですが、彼らは「成功するだろう」とアドバイスして、それが失敗すれば責任が生じる世界の人たちです。これは、現在、自分がコンサルタントとして仕事をしているので、よくわかります。

 逆に「失敗する可能性が高い」とアドバイスして、それでも依頼主がやりたいと言えば、責任はなくなります。しかも、それがよしんば成功したら、今度は「自分たちが問題点を明示していたから、うまく行ったのだ」と言うのが手柄話になったりします。もちろん、コンサルタントが全部そうだと言うのではありません。依頼主と一体になって、課題を解決する志の高いコンサルタントも沢山いますから。

 話を戻して、事業プランに対する評価項目は、次の通りでした。

・外部環境分析=競合性・市場性・社会貢献性/社会性
・内部環境分析=事業性・先進性/独自性・実現性
・特別項目=阻害要因・中部電力らしさ

 例えば、私のプランに対する「市場性」についての評価は次のコメントがあり、ランクはD(最低)でした。
「住宅分野におけるインターネットの活用についてはまだ未知数の部分が多いと考えられる」

 え~~?という感じ。だって、未知の部分があるから、まだ誰も手がけていないんでしょう?インターネットを活用するという新らしいマーケットを開発・開拓するのがベンチャーでしょう?新しいシャンプーを開発するんじゃないんだよ~。(笑)

 現に、住宅建築をどこに頼もうか?と迷い、契約した依頼先に対してミスマッチだったかな?と悩み、出来上がった住宅に満足できない人が多かったり、欠陥住宅で裁判までしている人がいるんだから、それを解決しようというビジネスなんだよ~。それなのに「社会貢献性」もD(最低ランク)。

 目指したのは、単なる口利きビジネスではなく、住宅に関する知識が浅くて購買経験が少ない消費者に対し、コンサルティングしながら最適な建築依頼先にナビゲートする志の高いビジネスなのに!

 あまりの内容に、その評価書に対して、全部で8項目に関する反論書を書いて、ベンチャー事務局に提出し、再度審査をしてもらうようお願いしました。当時のベンチャー応募件数はゆうに百件を超えていたのですが、落選をして、そこまで粘った社員は私だけだったそうです。

 が、もちろん落選の決裁がなされた後ですから、再審査など、大企業の組織では実現しません。(続く)
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