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コンサルティングの契約検討マンションで、次のような質問を頂きました。

Q「国交省のガイドラインによると、大規模修繕工事コンサルティング料金は、修繕工事費の3.3%、長期修繕計画の作成費は、大規模修繕工事の0.3%が平均だが、その金額と比較して、高いのは何故か?」(この統計にバーセントが書いてあるわけではなく、その方の試算によると、そうなるらしいです)

A「コンサルティング業務量は、建物の大きさ(工事金額)に比例しない項目も多くあります。また、コンサルタントによって、ノウハウが異なります。コストダウンの手法も違うし、検査項目も違います。提供する業務内容が違う訳なので、工事費×〇〇%という計算式は当てはまらないですよ。」

「報酬を安くして、工事会社からリベートをもらうコンサルタントも多いと言われており、その人たちの実績も含まれているので、平均値そのものも怪しいですよ。」

Q「そんなことを言っても、我々は素人で、判断できないのだから、国交省がこういう統計値を出しているのではないか?他に参考にするものがないのではないか?」

こんな議論になると、この勘違いを正すのは、かなり難しいです。
何故なら、コンサルタント(専門家)によるスキルレベルの違いと報酬の違いの相関性にピンと来ない人だからです。

この質問を受けた時、「国土交通省は、あの統計に、『この統計による平均値は、コンサルタントの報酬の適正な水準との関係はありません』と明記しておかないと、数値だけ、独り歩きする」と感じました。

同時に、このような認識に人に、正しく理解してもらうには、どうしたら良いだろうか?を考える良い機会になりましたね。

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コメント
この記事へのコメント
コンサルティング料金のガイドライン!?
本当に、そんな統計が存在しますか?
大規模修繕工事に関して国土交通省が出した実態調査は、2018年5月の公表しか無いと思います。
同調査の工事費にコンサル料金は含まれていませんし、業務量の内訳も費用と結びついておらず、「3.3%」「0.3%」という数字は導けません。この方は、何か勘違いされているのでは?
また、それは置いておいても、3%は安過ぎますね。少し調べればわかることだと思いますが...
2019/11/11(Mon) 18:54 | URL | mk | 【編集
re:コンサルティング料金のガイドライン
mkさん
2018年の国土交通省の統計だそうです。具体的なバーセントが書いてあるわけではなく、その方曰く、統計から計算すると、そんなバーセントになるとの発言でしたね。
2019/11/11(Mon) 20:08 | URL | 馬渕@しあわせデザイン | 【編集
Re:コンサルティング料金のガイドライン
↓これかと思います。
https://www.mlit.go.jp/report/press/house06_hh_000154.html
でも、この調査からは導けません。(きっぱり)
調査には「工事金額(直接工事費のみ)」と「コンサル業務量」それぞれの内訳が記されていますが、統計に「コンサル料金」は出てこないので、「全費用に占めるコンサル料金・長期修繕計画作成費用の割合」は、どうやっても出せませんよね。
ご検討いただければ幸いです。
2019/11/12(Tue) 13:00 | URL | mk | 【編集
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