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誰も住まなくなった実家について、市役所から通知が来た。
通知文の中には、実家の屋根が風でめくれている写真と、次の趣旨の通知文が…

あなたの家の近所から、写真のように、屋根が飛びそうで危ないとの連絡がありました。
調査したところ、写真の通り、危ない状態です。
つきましては、「空家等対策の推進に関する特別措置法」第3条に基づいて、早急に適切な対策を取ってください。

この通知を受け取った人から、「どうしたら良いですか?」との相談です。

この場合、まずは、法律の第三条を読みましょう。

第三条 空家等の所有者又は管理者(以下「所有者等」という。)は、周辺の生活環境に悪影響を及ぼさないよう、空家等の適切な管理に努めるものとする。

ここでは、強制力や罰則は、紐づけられていないですね。

問題なのは、「特定空家」です。

法第二条に、
「特定空家等」とは、そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態又は著しく衛生上有害となるおそれのある状態、適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態にあると認められる空家等をいう。

とあり、この特定空家については、法第十四条で、

市町村長は、特定空家等の所有者等に対し、当該特定空家等に関し、除却、修繕、立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置(そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態又は著しく衛生上有害となるおそれのある状態にない特定空家等については、建築物の除却を除く。次項において同じ。)をとるよう助言又は指導をすることができる。

2 市町村長は、前項の規定による助言又は指導をした場合において、なお当該特定空家等の状態が改善されないと認めるときは、当該助言又は指導を受けた者に対し、相当の猶予期限を付けて、除却、修繕、立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置をとることを勧告することができる。

3 市町村長は、前項の規定による勧告を受けた者が正当な理由がなくてその勧告に係る措置をとらなかった場合において、特に必要があると認めるときは、その者に対し、相当の猶予期限を付けて、その勧告に係る措置をとることを命ずることができる。

と定められており、家主に対して、「助言・指導」→「勧告」→「命令」と順々に強い対応を行うことができます。

となると、どこからが特定空家か?が問題になるわけですが、それは、市町村が判断するようなので、近所で、倒れそう、壊れそう、屋根が飛びそう…のような空き家があったら、ますは、市役所に相談しましょう!と言うのが、今回のケースから学ぶことができますね。

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