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連休中の相談です。

住民間で、意見対立のある議案審議を行う臨時総会を開催することとなった。

通常は多数の委任状や議決権行使書で、議案が通ってしまうが、反対派の人たちは、総会に出席して、議案を否決したいと考えている。

反対の意見を聞けば、総会出席者の共感が得られるという自信がある。

反対派の中に、理事長経験者がいて、以前、委任状の扱いについて管理会社に聞いたとき、次のような答えだった。
「議長委任は、総会出席者の多数意見にカウントされる」

だから、大丈夫ですよね?



という相談です。

残念ながら、大丈夫ではありません。

念のために、総会開催案内と出欠票(委任状・議決権行使書)を見せていただきましたが、委任欄には、被委任者の名前を書くか、書かなければ議長委任と書いてあるのみ。

「委任状は、総会出席者の多数意見に賛成するものとみなす」とは書いてありません。

従って、出席者の多数がその議案に反対でも、議長が自分に委任された議決権を「賛成」に投じ、票数が反対を上回れば、議案が通ります。

そもそも、拝見した開催案内や出欠票(委任状・議決権行使書)は、同じ管理会社の他の管理マンションで出されている書式とは異なるもので、それ自体、議長委任票を増やす意図がありありで、かなり問題があります。(詳細については、このマンションの総会後に、いつか書こうと思います)

この管理会社は、これまでも、他のマンションで、自社に都合の良い理事会議決や総会議決になるような誘導を巧妙にやってきた事実があることを私は実際に見ています。

今回も、この議案が通ると管理会社にとって都合が良いものなので、その意図が見えます。

ただ、この管理会社が悪事を働いているのか?というと、そこまでは言えず、「えげつない」あるいは「際めて巧妙」なレベルです。管理会社の担当者としては、自社に利益があるような組合決定にしてもらうことが、自社の営業活動ですから、必死に知恵を絞ったのでしょうね。

多くの管理組合が、盲目的に「管理会社に任せておけば大丈夫」だと考えず、是々非々で問題に取り組むことが大切ですし、住民だけでは、巨大な管理会社と対等には交渉できないので、自分たちの財産を守るために、100%管理組合味方のマンション管理士を雇うことをお勧めします。

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テーマ:日々の暮らし
ジャンル:ライフ
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