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先日、港区40戸のマンションで大規模修繕工事の足場解体前の施主検査でした。
このマンションの担当は、私と八巻コンサルタントと黒野コンサルタントです。

天気も良く、風も爽やかに、理事長や修繕委員長など6名の住民の皆さんに参加いただきました。

この検査の前には、工事会社の自主検査があり、コンサルタントの検査があります。
当社は、全てのベランダに入り、品質のチェックを行います。

各戸の住民さんからも、自分の目で見て、OKの署名を頂いています。

その上で、最終の組合の確認となるので、技術的に何かをチェックしていただくものではありませんが、工事前の写真も見せながら、どこを補修したのか、コンサルタントはどこを検査したのか、保証はどうか。今後のアフター検査はどうするのかなどを実物を前にして、お伝えします。

ほとんどの住民さんは、足場に登るのは初めてなので、コンサルタントが、住民の間に入り、安全にも十分配慮します。

足場を解体すると、外壁・ベランダは、もう、やり直すことができませんから、この検査は、非常に重要です。ところが、私が駆け出しのころ、工事会社が、各戸の住民から住民検査OKの署名をもらわずに解体してしまったことがあり、結局、住民からのベランダ工事不良の申し入れに対応するために、部屋の中を通って検査し、手直し工事を行うことになった経験があります。

そうなると、「そもそも、一事が万事。他のベランダも、施工は十分か?」と言う話になります。この「一事が万事」と言う論は、非常に強力で、「他は全部大丈夫」と言う証拠を出さない限りは、反論できません。

それを相当にきつく言われたことから、私の判断で、工事会社と共に、全戸のベランダを部屋の中を通って検査し直すことにしました。

ところが、在宅調整しようとすると、住民の休みはバラバラですし、「私のベランダは、十分きれいなので、見てもらわなくて良い」と言う回答が出てきます。

しかし、各戸の住民とではなく、管理組合との約束で、「何が何でも、全戸点検する!」と宣言したので、数カ月かけて実行したんですね。しかし、何度お願いしても、返事が「ノー」の人がいます。忙しいと言う理由もありますが、忙しくて、部屋の中が片付いていないことを見られたくない!と言う理由もある。

結局、検査が不要との回答が変わらないので、組合にそれを報告し、その家は検査しなくて良いとの回答をいただいて、最終決着としました。

この時の苦い経験があるので、たとえ「信頼しているので、コンサルタントがOKを出せば、足場を解体してください」と言われても、慎重に慎重に工程を進めることにしているのです。

依頼主は、管理組合ですが、その向こう側には、一戸一戸の住民が等しく建物に権利を持つのが分譲マンションの特徴です。
だから、足場解体前検査は、とても重要なのです。

【ブログ4015日連続更新中】
(ただし、翌日に前日分を書くケース等も含んだ連続更新)


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