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「マンション管理を劇的に改善する5つの法則」(馬渕裕嘉志著)
「マンション大規模修繕工事のコストダウンを成功させる7つの法則」(同上)
2017年03月20日 (月)
土曜日の午後に、顧問先マンションで共用部の停電が起こり、インターネットやテレビが不通。
中部電力、セコムが来訪した。
ブレーカーが落ちていることは、誰が見ても明らかで、それを復旧したが、中電は、内線まで調査して、原因を特定することはしないので、「電気屋さんに見てください」
セコムは、1次対応で、その後は、管理会社から専門業者に連絡すると言うサービスまで。
で、復旧したものの、しばらくしたら、また、停電。
過電流・漏電遮断機が落ちているので、漏電か過電流か?
原因が特定できないまま、再び復旧したが、また、遮断。
理事長から管理会社に連絡しても、週明けまで対応不可とのこと。
動力ではないので、エレベーターやポンプは止まらないため、不便ではあっても、しのげないことはないが、火災警報関係も、バッテリーが切れたら、無警報状態になるし、土日にテレビもネットも止まるのは、苦情の元。
で、その理事長から、土曜日の17時過ぎに、私の携帯に電話。
「管理会社に連絡しても、対応できないと言われた」
「中電も、これ以上はできないと言う」
どうしたら良い?」
「何とかならないか?」
元中電の私が、いくら電気に詳しくても、事情を聞く限り、関係者の回答は、仕方ない・・・。
他のマンションの会合があるので、私も行けない。
そこで、よく見積りを依頼している電気工事の担当者の携帯に連絡し、今から行けるか?を打診。
1時間程度で行けるとの回答。
理事長に電話し、有償調査になることを伝え、許可を得る。
調査後、21時過ぎに、私に報告があった。
「共用電灯盤内の主ブレーカーが漏電ブレーカーで、どの回路で漏電しても遮断することから、原因の特定は非常に難しく、特定に至らなかったが、経年劣化で主ブレーカーが誤作動を起こした可能性もある」
こうなると、時間をかけて漏電調査を行うのは、相当大変なので、翌日、ますは、主ブレーカーを漏電感知しないブレーカーに緊急取替え。電気工事店の倉庫に一つだけあったのでラッキー!
その後、各分岐ブレーカーを漏電遮断機能付きに取替え。(発注の翌日に到着)
これて、今後、漏電した際に、どの回路が原因なのかが容易にわかるようなります。
この調査と工事費は、当然有償ですが、緊急対応につき、理事長と私とで相談し、先行して工事を実施しました。
その後、臨時理事会を開催し、事後承認。
調査費用及び工事費用については、電気工事店から出された見積りを査定し、15%程度の引下げ。
結果、主ブレーカーの劣化故障の可能性も大きいけれど、どこからで漏電している可能性もあることから、管理会社に対して、今後、分岐の漏電遮断ブレーカーが働いた場合は、そこに漏電の原因があるので、復旧させると同時に、該当ブレーカーがどこなのかを顧問に報告するよう依頼。
こういった設備の不具合対応、修理は、本来、管理会社の仕事で、その仕事や料金を監査するのが、顧問の役割です。
今回でいえば、
管理会社の対応が適切か?
対応策は適切か?
料金は妥当か?
を検証し、アドバイスすることが私の仕事。
しかし、緊急を要する場合には、現地に行かないながらも、「管理会社の仕事だから」と傍観せずに、最大限の知恵と工夫を提供することで、管理会社の業務を補完してあげることも大切です。
中部電力、セコムが来訪した。
ブレーカーが落ちていることは、誰が見ても明らかで、それを復旧したが、中電は、内線まで調査して、原因を特定することはしないので、「電気屋さんに見てください」
セコムは、1次対応で、その後は、管理会社から専門業者に連絡すると言うサービスまで。
で、復旧したものの、しばらくしたら、また、停電。
過電流・漏電遮断機が落ちているので、漏電か過電流か?
原因が特定できないまま、再び復旧したが、また、遮断。
理事長から管理会社に連絡しても、週明けまで対応不可とのこと。
動力ではないので、エレベーターやポンプは止まらないため、不便ではあっても、しのげないことはないが、火災警報関係も、バッテリーが切れたら、無警報状態になるし、土日にテレビもネットも止まるのは、苦情の元。
で、その理事長から、土曜日の17時過ぎに、私の携帯に電話。
「管理会社に連絡しても、対応できないと言われた」
「中電も、これ以上はできないと言う」
どうしたら良い?」
「何とかならないか?」
元中電の私が、いくら電気に詳しくても、事情を聞く限り、関係者の回答は、仕方ない・・・。
他のマンションの会合があるので、私も行けない。
そこで、よく見積りを依頼している電気工事の担当者の携帯に連絡し、今から行けるか?を打診。
1時間程度で行けるとの回答。
理事長に電話し、有償調査になることを伝え、許可を得る。
調査後、21時過ぎに、私に報告があった。
「共用電灯盤内の主ブレーカーが漏電ブレーカーで、どの回路で漏電しても遮断することから、原因の特定は非常に難しく、特定に至らなかったが、経年劣化で主ブレーカーが誤作動を起こした可能性もある」
こうなると、時間をかけて漏電調査を行うのは、相当大変なので、翌日、ますは、主ブレーカーを漏電感知しないブレーカーに緊急取替え。電気工事店の倉庫に一つだけあったのでラッキー!
その後、各分岐ブレーカーを漏電遮断機能付きに取替え。(発注の翌日に到着)
これて、今後、漏電した際に、どの回路が原因なのかが容易にわかるようなります。
この調査と工事費は、当然有償ですが、緊急対応につき、理事長と私とで相談し、先行して工事を実施しました。
その後、臨時理事会を開催し、事後承認。
調査費用及び工事費用については、電気工事店から出された見積りを査定し、15%程度の引下げ。
結果、主ブレーカーの劣化故障の可能性も大きいけれど、どこからで漏電している可能性もあることから、管理会社に対して、今後、分岐の漏電遮断ブレーカーが働いた場合は、そこに漏電の原因があるので、復旧させると同時に、該当ブレーカーがどこなのかを顧問に報告するよう依頼。
こういった設備の不具合対応、修理は、本来、管理会社の仕事で、その仕事や料金を監査するのが、顧問の役割です。
今回でいえば、
管理会社の対応が適切か?
対応策は適切か?
料金は妥当か?
を検証し、アドバイスすることが私の仕事。
しかし、緊急を要する場合には、現地に行かないながらも、「管理会社の仕事だから」と傍観せずに、最大限の知恵と工夫を提供することで、管理会社の業務を補完してあげることも大切です。
(ただし、翌日に前日分を書くケース等も含んだ更新日付の連続)
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