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昨日は、大規模修繕工事の終盤に起こることを書きました。
今日は、終わってから起こることの話です。

実話です。
長尺シートを張り替えたエレベーターホール。
綺麗になったのですが、工事終了後に、次の質問がありました。

「雨、雪が降った際にエレベータホールに水たまりができる。以前はなかった。何とかして欲しい」

これ、ベランダでも起きます。

私の回答は、次の通り。

ご指摘の内容は、実は、大規模修繕工事の際に、
長尺シートを張り替えると、時々ある指摘ですが、
新築時の造作に起因するケースが多く、対処が
難しい事象です。

今回、工事仕様を決定する際に、いくつかの階から、
「エレベーターホールに水がたまるので対策はないか?」
と言う質問を頂き、
「エレベーターホールにも、階段にも側溝がなく、全体の
勾配で、水を逃がすようになっており、費用対効果
のある有効な手段はありません。」
と回答を行い、対処しない方針となっております。

もちろん、一度、対策を考えており、
長尺シートをめくった際に、下地を削り、傾斜をつけ直すと
言う方法も提示しております。

ただし、これには、相当な費用がかかるうえ、一方を上げ
れば、違うところが凹み、別のところで水がたまると言う
可能性もあったり、各戸のアルコーブとの境に段差ができ
るケースも生じる可能性がある等をご説明し、結果、
そこまでリスクを冒して工事項目に入れるのは、難しい
と言う話になりました。


今回、貼替で、下地の微妙な凹凸により、新たに水たまりが
出来たところもあると思いますが、新築当時の根本的な
造作によるもので、残念ながら、手を付けることができません
でしたので、ご了解願います。

ただ、もし、雨が降るたび、小さな池のごとく水たまりが
できるような階があれば、改めて、そこだけは、お金をかけて
下地調整をやり直すと言う対策は必要かと思います。

このような回答で、申し訳ないですが、ご理解いただけ
ますでしょうか?



このケースはよくあるので、事前に十分な説明をしたのですが、工事が終わって、実際に水が溜まっているのを見ると、気になりますよね。

現時点ですぐにできるのは、管理員に留意してもらい、水たまりを見つけたら吐き出すよう指示することです。

長尺シートを一度張ってから、「水溜リができるので貼り直す」のは、相当大変ですから、どの工事個所でも、注意する点で、張り替える前に一度水を流して、確認するように指示をしていますが、不陸を完全になくすのは至難の業ですから、事前の周知が重要です。

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(ただし、翌日に前日分を書くケース等も含んだ更新日付の連続)



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