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私は、社員数2万名の電力会社に入社しました。
新入社員時代には、仕事を覚えたくて、時間外に残ったり、土日に会社に行って、過去の資料を見たり、電気工事受付のデモをやったりしました。

もちろん、残業代は請求しません。

初めて辞令を受け取り、移動した先は本社の人事部でした。
廻りは仕事がめちゃくちゃできる先輩ばかり。

先輩に追いつくために、土日出社は当たり前で、年の半分以上、終電で帰ったり、それでも間に合わず、タクシーで帰ったり、はたまた会社の応接室のソファーで寝て、次の朝、清掃員の人に起こされたり(笑)

本社ビルは、4000人くらいの人が働いていて、24時間3交代勤務の部署もあり、守衛さんも24時間体制なので、そのお風呂が地下にあり、何度か、そのお風呂を借りたこともあります。

夏場だと、職場のあるフロアの湯沸かし室で、裸になって、体をタオルで拭いて済ますなんてこともありました。で、石鹸がちょうど切れていて、腰にタオルを巻いただけで、階下の湯沸かし室に石鹸を取りに走ったと言う離れ業もあります。(笑)

多分、残業時間は月に150時間くらい。
残業代は40時間(労基法の一般残業の上限)でしたが、それに不満は全くありません。

周りの先輩たちも、「公益事業に働く」と言う使命感が強く、100時間くらいは当たり前のように残業していたので、それが普通で、先輩に追いつくためには、それを超えないと!と言う自然な感覚でした。

上司は、相当厳しい。
苦心して作成した「伺い書」を、一読して、床に投げ捨てられたことも何度もあります。

特に、月曜の午前中は、土日に自宅で溜まったうっぷんを晴らすかのように(?)、毎週、誰かが1時間くらいお説教(喝)を受ける。それを課内では、「月曜午前に、かつ(喝)丼を食うのは誰?」と呼んでました。(笑)

で、私の取った対抗策は、「伺い書」を持っていくとき、最初から、2種類用意しておく。もちろん、どちらも、渾身の策です。1枚目を床に投げ捨てられたら
「そんなこともあろうかと思って、
 違うパターンのも用意してあるんです。(ニヤッ)」

すると、内容はともかく、その姿勢が認められて、床に捨てられることなく、
「俺は、お前の家庭教師じゃないんだよ!」
と怒りながら笑いながらでも、添削してくれる。

その添削があまりに見事で、学ぶことが多い。

しかし、やがて、そのパターンも読まれて、2枚目でも、合格しない。
よって、次は、「渾身の3パターン」を用意しておく。(笑)

書式も重要。
簡潔・明瞭にA4サイズ1枚で納めること。

これは、文字数、組み立ても大切ですが、表やグラフをうまく使うことがポイント。
書式(幅やフォント)のカスタマイズも必要。
ただし、1枚で納めようとして、文字のフォントを小さくして文字数を増やすのは、NG。本社の人事課の伺いは、場合によっては役員クラスにも回るので、年配者がストレスなく読めるよう、フォントの大きさは最低でも11ポイント。

わがままな役員は、文字が小さいだけで、「読めん!」と突き返すと噂で聞いたことがあります(笑)

まあ、実際は、「読み手」への配慮が足りないと言うことですが、こうした積み重ねは、「組織の中で認められて出世するには、どうしたら良いか?」と言う企業人のスキルなんだと思います。

こんなことを続けて、ようやく、上司から「一発合格」が増えるようになります。

振り返れば、今言われている「働き方革命」と真逆です。

でも、そのおかげで、仕事の基礎ができ、成長する方法も学びました。
確かに「出世」と言う人との競争はあったけれど、仕事そのものの完成度を高める挑戦、関わる部署に良い情報を提供する挑戦、先輩や上司の仕事をアシストして、チームで優れたアウトプット短時間で創出する挑戦、クライアントの満足を高める挑戦。。。

それらを通じて、自分の成長を感じ、チームの成果を喜び合うことのやりがいを強く感じました。

私が、元々プレッシャーに強いとか、ストイックな性格だとかと言う面もありますから、他の人が誰でも、同じような体験した方が良いと勧めるわけではありません。

ゆるりとした生き方、ゆるりとした人生が好きと言う人は、それで良いです。
それは、個人の価値観の問題だからです。

言いたいのは、「働き方革命」の名のもと、社会や企業全体が、若者を「腫物」のように扱って、「頑張ることが悪」のような風潮になるのは、断固反対。

若いからこそ、自分の限界にチャレンジしていく、もっと言えば、自分の限界だと思うことの少し先までチャレンジしてみると言う経験が、人生にとって、とても貴重だと思います。

「働き方革命」が独り歩きしないことを願います。

【ブログ3204日連続更新中】
(ただし、翌日に前日分を書くケース等も含んだ更新日付の連続)


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コメント
この記事へのコメント
中部電力でなくて良かった!?
こんばんは。私が務めていた会社は長時間労働でしたが、精神的に厳しくなかったですね。もともと睡眠不足に弱いので、長時間+精神的だったら、壊れてます。
2016/12/30(Fri) 23:33 | URL | デュピュイ取る | 【編集
RE:中部電力でなくて良かった!?
デュピュイ取るさん

今は、中電に、当時の私のような部署はないと思いますよ。

当時は、私の周りには、公益事業に入る=社会の役に立ちたいと言う使命感のある人が強くて、長時間労働はいとわないと言う風潮でした。

ただ、上司によって、褒めて育てるタイプと、ダメ出しで育てるタイプがいたと言うことです。

私は、新入社員時代は、前者で、人事部の時は後者の上司で、どちらでも行ける性格だった(笑)
2016/12/31(Sat) 00:29 | URL | 馬渕@しあわせデザイン | 【編集
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