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「マンション管理を劇的に改善する5つの法則」(馬渕裕嘉志著)
「マンション大規模修繕工事のコストダウンを成功させる7つの法則」(同上)

私の愛読しているV字経営研究所の酒井英之先生のメルマガ「ヘコタレをチカラに!」に、とても共感できる記事がありました。

「別れ方から逆算して考える」

(前略)

先日ある本を読んでいましたところ、
「一期一会」の意味の解説でこんなくだりを見つけました。

「一期一会とは、その人とはもう二度と会えないと考えて、
今の時間を大事にすること。それは、出会った瞬間に
その人とどのように別れるのか。
それを想定して付き合うことです」と書いてあったのです。

「いきなり別れることを考えるか?!」とビックリしましたが、
学校の先生などはそうかもしれないな、と思いました。
生徒はいつか卒業する。出会った瞬間から卒業する時のことを考えて
一緒の時間を過ごす。だから充実した時間になるということです。

そして、同じようなことがこのコンサルタントの世界で言えると
改めて、気づきました。といいますのも、
我が国の経営コンサルタントの草分けである
日本経営合理化協会の牟田学理事長の著書『社長学』に
次のように記してあったからです。

「コンサルタントにとって一番栄誉なことは
お客様から『先生、もう来て頂く必要はありません。
後は、自分たちでできますから』と言われることだ」。

これは、お客様との「理想の別れ方」を示したものです。
牟田先生は、クライアントの中に「できる人財」を育ててこそ、
一番価値のあるコンサルティングだと言っています。

これを読んだのは20年以上前ですが、
このような終わり方ができる仕事に憧れました。
そして、私自身はそこから逆算してコンサルティング内容を考え、
実践してきました。

ただし、このスタイルは大手のコンサル企業内では
アウトローなやり方でした。
とりわけ大企業のお客様が求めるコンサルティングには、
クライアントの経営戦略部門のアウトソーサーとして、
経営資源を分析し、新事業案を考え、海外展開する
グランドデザインを描くものがあります。

このスタイルのコンサルは、単価は高いです。
しかし、大きな欠点もあります。
それは、お客様側は戦略や制度を手に入れるものの人が育ちません。
当然、牟田先生の言う理想の別れ方はできなくなります。

そこで私は、独立に当たって
お客様のアウトソーサーになるのは辞めようと決意しました。

逆にお客様自身の手で問題の発見から戦略を立案し、
実践し、成功体験していただく。
そのためのメンターに徹することを基本スタイルにしました。

具体的には、テーマにもよりますが
期間は半年、1回の訪問は3時間程度。
同じお客様を6~12回訪問し、
課題解決をサポートするプログラムになっています。

その結果、昨年度の私の出張は通算で190日。
地元のお客様も含めほぼ毎日客先訪問する状態となりました。

では、牟田先生の言う「理想の別れ方」ができたのか?
というと…確かに、多くのお客様の社員さんが
逞しく成長していく姿をほぼ毎日、全国で見ることができました。

しかし、「もう来なくていいです」には、なかなか至りません。
なぜなら、一つの問題が解決すると
「次は、こっちの問題をお願いします」と
社内の別の課題に取り組む…という形で継続するからです。

これは今に始まったことではありません。
私には出会ってから20年以上のお付き合いになる
お客様が複数います。

これらのお客様からはひとつの課題が解決するたびに
「もう大丈夫です。後は自分でできます」と言われます。
が、数年後には違う問題で連絡を頂きます。
そしてそれを別のメンバーと解決します。
すると、「別れる」ではなく「長く続く」になるのです。

このような経験をすると、改めて「一期一会」の意味や
「理想の別れ方」を定義することの価値に気付きます。
「別れ方」から逆算して考えることで、
より充実した中身を求め、行動することができ、
結果的に「長く続く」になるのです。

ビジネスの世界に2年目のジンクスはないと思いますが
今期も「一期一会」を意識した、
真にお役に立てる仕事を続けていきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。



私のマンション管理組合向けのコンサルティングは、大規模修繕工事や管理委託契約の見直しを契機に依頼されることがほとんどですが、その期間は、概ね2~3年間です。

大規模修繕工事は、一時的なものですが、必ず、管理の見直しも行い、建物の劣化だけでなく、管理の劣化も回復・グレードアップしますので、管理組合とのお付き合いも長くなります。

管理の見直しでは、新管理体制にするまでに1年間、その体制が定着するまでに1年間を掛けます。

それ以降、引き続き、顧問契約の依頼があれば、継続的に管理組合運営の継続的なアドバイスを行っていきます。

以前は、この顧問契約にどうしたら移行できるか?その価値をどう認めてもらうか?に腐心したこともありましたが、自分の仕事は、「マンション管理組合とマンションに住む人を、これでもかっと言うくらい幸せにすること」と定義したことで、酒井先生と同じく、「もう、馬渕さんは来なくても、管理会社に依存することなく、自分たちで良い管理組合運営が出来る」と言われることを目標に変えました。

コンサルティング期間中に、主に接するのは、理事会や検討委員の皆さんですが、私が「決めてあげる」のではなく、より良い選択ができるようアドバイスする事、知識を深めてもらい、賢くなっていただくこと、住民全体の管理組合活動の関心を高めることに努めます。

その積み重ねの結果、どうなるかと言えば・・・・

お客様から、「自分たちが役員でいる間は、何とかなるかもしれないが、輪番制で役員が交代して行く体制である以上、馬渕さんがいてくれないと、また元の依存体質の組合に戻ってしまう」と言われ、結局、顧問契約を締結することになります。
これは、真剣に管理組合運営を考え、管理会社と管理組合との契約関係を正しく理解された役員の方ほど、強く思われるようです。

今のところ、顧問契約が解除されたケースはありませんが、当社で対応するには、もう、限界に近付いている一方で、コンサルティングの打診については、順番を待っていただいている状況なので、「一生マンションに住む人と同じ気持ちで、一生そのマンションと付き合う気持ち」は変わりませんが、「自分で頑張る」と言う顧問先の管理組合があれば、喜んで卒業式を迎えたいと思います。

とは言え、簡単には、そうならないので、「活躍できるマンション管理士」の養成を始める訳です。

何しろ、目的は「マンション管理組合とマンションに住む人を、これでもかっと言うくらい幸せにすること」です。それに向かって、「出来ることは全部やる!」のみです。

【ブログ2788日連続更新中】
(ただし、翌日に前日分を書くケース等も含んだ更新日付の連続)


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