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  管理見直しコンサルティング最中の二つのマンションの話です。

偶然ですが、同じ管理会社。

一つ目は、過去の管理資料や保管すべき図書が一部ないと言う話。

しかし、居住者(組合員)は、10年間、誰も、それに気がつきませんでした。

その問題点を私が指摘したら、
「ないものはない」
「他のマンションでも、そんな例(保管してないこと)はいくらでもある」

担当者からすれば、自分がそのマンションを担当する前の話を持ちだされても困ると言うことなのでしょうが、私が、
「住民の皆さんは、数千万円の買い物をして、マンションに住んでいる。他のマンションでもそんなものだから仕方ないなどと言う理由は通じないでしょう。あなたがこのマンションの住民なら、許せるのか?」と厳しく迫ると、「確かにその通り」という答え。

しかし、「会社としては、ないものはないので、勘弁してくれ」と言うのが最終の答え。

これ、実は、管理規約の原本と竣工図書のことです。

やがて来る「大規模修繕工事」の時に、困ったことになります。

もう一つのマンションでは、消火器の法改正で、一斉に取り換える等の対応が必要になっていることを指摘したら、消火器の種類や型番がない見積り。

種類を調べてもらったら、「加圧式」。

「次回の交換の時期を考えると、蓄圧式の方が良いでしょ?」と再見積りを依頼しても、やっぱり、加圧式が自社の提案だと言う。しかも、新旧のサイズが異なるので、ブラケット(留めバンド金具)の交換も必要だと言う見積り。

理事長が、ホントにブラケットの交換が必要なのか疑問を持ち、直接メーカーに聞いたら、今あるブラケットで取り付け可能だと言う結論。

それを確かめた後で、再度、管理会社に「もう一度確認してくれ」と依頼しても、「見積りに変更なし」が答え((苦笑)

結局、組合から通販で消火器を直接発注して、自分たちで交換することにしました。

この管理会社に任せていたら、まったくする必要のない工事をさせられるところでした。

この二つのマンションに共通する管理会社は、決して、小さくて無名の会社ではありません。
むしろ、有名な管理会社です。

ただ、担当者の受け持ちマンション数は、業界平均の2倍程度あるところで、恐らく、見積もりについても、社内でチェックする仕組みもなく、担当者が下請け業者から出てくる見積りを右から左に流すだけなのでしょう。

この管理会社が、そうだと言うのではありませんが、業界としては、下請け会社に工事等を発注する場合、紹介料をもらることが普通に行われていたり、単純にその見積もりに自社の取り分を載せるので、内容や価格を吟味すると言うモチベーションが働かないことがあります。

もちろん、ちゃんとやっている管理会社もあると思いますが、問題なのは、こうした不利益がどのマンションでもあり得るのにも拘わらず、新築以来、まったく点検していないと言うことです。

消費税や物価の高騰で、生活防衛が必要な家計にとって、マンション管理の見直しをするかしないかは、大きな差となりますね。

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