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 コンサルティング中のマンション大規模修繕工事で、工事会社から追加工事の提案。

 足場を組んでみて、初めてわかることは沢山あり、今回の例では、新築時にオプション工事でバルコニーにタイルを敷いていたとか、住み始めてから、塩ビシートを貼っていたお宅があったと言うもの。

 見積りの段階では、前者は、各戸の責任で廃棄できそうだというものであり、後者は、まったくの予想外。

どちらも、バルコニーから撤去してもらわないと、防水工事ができません。

期間も限られています。

そこで、その撤去工事を追加工事として、見積りを取るのですが、工事会社を決める時には、競争入札でも、この段になると競争できません。

合理的な仕様と価格となるよう、住民に代わって、きっちり査定する腕が必要になります。

 この仕事は、結構厄介で、管理会社が設計・監理やコンサルティングを行うと、私が見る限りは、「追加工事や実数精算は、全体の中で建設会社にやらせる」と言う傾向が強いようです。

 その際のお決まりトークが、「自分たちに任せてもらう以上、多少、足が出ても、追加料金なしでやらせますから安心ですよ!」と言うもの。

 これ、一見、住民のために頑張ってくれるように感じますが、実は、一番危ない。

 高めに見積もっておき、実際には安く仕上げて、儲けをしっかりもらう常とう手段として使われるケースがよくあるからです。

 なぜなら、追加も減額もなければ、住民側も緊張感がなく、どのような工事が行われるか、関心が低くなります。毎週の定例打合せも、お任せ。

設計通り、見積もり通りに工事が行われているかは、完全に管理会社と建設会社のブラックボックス。

 実際に会った事例をお話しします。

私が、あるマンションで5年前の外壁補修工事を点検した際、見積もりには「タイル制作」50万円(窯でワンロット=50㎡程焼きます)と書いてあったのが、実際に、タイル張り替えの数量を数えると、8㎡程度。

当然、大量のタイルが余って保管してあるはずが、どこにもない。

 この時、ほんとにタイルを発注したのか、証拠を見せてくださいと要求したら、「伝票は残っていない。窯元も古い体質で、そんな受注記録も残していない。」と言う返答。


 じゃあ、どこかにタイルが保管してあるでしょうと聞くと、「工事会社に聞いても、当時の関係者は記憶にないと言うので、恐らく、保管してないと言うことは、廃棄したのでしょう。」という答え。

 この会話、事実です。

 こんな風にならないためには、建設会社に不明朗なバックマージンを要求せず、合理的で、かつ利益も確保できる競争入札を行い、工事が始まってからは、必要な追加・削除があれば、料金もそれに合わせる。

 それが、気持ちよく仕事をするためには、一番です。

 住民のために、業者を泣かせるなんて言うことは、一番嫌いです。

 気持ちよく施工してくれた工事会社は、工事が終わった後のケアや点検も気持ち良く行ってくれます。

 誰にコンサルティングを依頼するかのポイントは、どこまで住民のことを、そして、将来のことまで考えてくれるか?を見極めることが大切だと思います。

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テーマ:住まい
ジャンル:ライフ
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