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マンションの火災保険の保険金支払先を自社にしている管理会社があります。

多くの管理組合は、管理会社への依存が強く、その方が面倒がないとして、そのまま通っているケースも少なくないです。

しかし、保険請求に際して、管理会社への口座に振りこむことが当然と考えて、保険金振込先に管理会社口座番号を書き込み、理事長に十分な説明なく、押印させているケースもあります。

これは、非常に大きな問題です。

保険金は、保険者である管理組合に支払われるのが大原則で、
「組合が特別に許可した場合に、工事業者(管理会社)に支払われる」
と言う認識が正しい。

私が顧問を務めるマンションで、同様のことがあり、
「保険で支払われるので、組合の持ち出しがないから、工事費の確認もなく支払われていた。かつ、総会の決算でも報告がない」
と言う事象に対して、厳しく指摘し、担当者が謝罪したこともありました。

それ以降、「保険金は管理組合に支払われることが原則」に改めてもらいました。

保険金支払いとして認定された金額=支払われた保険金より、実際にかかった費用が少なく、それが組合の差益として残ることもありますし、臨時費用が支払われれば、その分は、上乗せになります。

それが、管理会社の恣意的な手続きによって、管理会社の利益になるのは、一歩間違えば、不当利得となります。

いずれにしても、以前と異なり、保険更新時に、無事故割引の適用による保険料の差も大きくなり、保険の申請については、慎重にすべき時代になっています。

緊急対応時で、保険適用が明らかな場合、工事費の見積は後回しで、管理会社に迅速に動いてもらうようなことは、当然、あり得ますが、組合側でチェック機能が働かせて、自分たちの保険を自分たちのために使う状態にすることが大切です。

また、組合に入金があり、それを支払う形にすれば、決算資料として、どんな事故にいくら払ったかの記録も残り、それ以降の修繕計画にも反映できます。

例えば、落雷でポンプが壊れて、全取替したら、その時点から次回のポンプ取替えまでの期間を15年に設定するなどの修正もでき、無駄に、早いサイクルでの交換をしちゃうことも避けられ、そう言った面でも、メリットがありますからね。

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テーマ:暮らし・生活
ジャンル:ライフ