FC2ブログ

アマゾン電子書籍 カテゴリー別売れ筋ランキング全国1位!!

―マンション管理組合向け指南書シリーズ1、2 同時発売中ー

「マンション管理を劇的に改善する5つの法則」(馬渕裕嘉志著)
「マンション大規模修繕工事のコストダウンを成功させる7つの法則」(同上)

10月からの保険料値上げ対応のために、コンサルティング先・顧問先マンションで、火災保険の見直しが佳境に入っており、お盆期間中でも、相談のメールが入ります。

あるマンションでは、今から約4年前の保険加入時に、管理会社提案により、5年一括、300万円の積立型、地震保険ありの保険に入っていました。

それを、今回の見直しで、保険条件の見直しを行い、解約・新規更新のメリットを理解いただいたつもりでした。

ところが、後になって、「教えてください」という質問メール。

その内容は、
「今の保険は、4,373,060円の保険料を支払っている。300万円が満期返戻金の保険。途中解約で3,290,720円の払戻金になるのは何故?」

私の回答は次の通り。

今の保険料は、総額で、4,373,060円。
その内訳は、
〇火災保険分:3,466,980円(積立金3,000,000円含む)
〇地震保険分:906,080円
です。

〇積立金の300万円は、「最初から300万円返しますよ!」と約束した金なので、全額戻ってきます。

〇積立金の300万円以外が、5年(60カ月)分の「掛捨て保険料(火災+地震)」
 ですが、9月20日解約だと、残りの保険期間は、13カ月なので、13/60戻ってきます。

「掛捨て」という言葉を使いますが、未経過分の保険料は、ちゃんと戻るのです。

〇どれだけ戻るのかを単純計算すると、
(4,373,060円-3,000,000円)=1,373,060円(60か月分)
 1,373,060円×13/60=297,496円
となりますが、保険会社の手数料が引かれるので、290,720円
が戻ります。

つまり、中途解約で損をする金額は、
 297,496円―290,720円=6,776円
ですが、これよりも、解約・新規契約の方が、ずっと金額メリットが大きいという訳です。



実は、「積立金300万円の満期返戻金」とは、5年間での利息が付いての300万円ですし、地震保険の返戻金率と火災保険の返戻金率は異なるので、上記回答は正確ではないのですが、そこまで解説すると、混乱するので、「掴み」では間違っていないレベルを保ちつつ、わかりやすいように回答したものです。

このメールで、理解できましたとの返信を頂きました。

私は、「損害保険募集人」の試験にも合格していますが、自分では保険代理店に所属したり、保険商品は売らないで、組合が最適な保険を選択できるよう、コンサルに徹するという姿勢です。

【ブログ4441日連続更新中】
にほんブログ村 住まいブログ マンション管理へ←【人気ブログランキングに登録しています】

←【人気ブログランキングに登録しています】