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今朝の中日新聞に、「ライオンズマンション」ブランドの販売会社㈱大京の子会社で、マンション管理を手掛ける大京アステージ社員による管理組合資金の横領の記事が掲載されていました。
大京事件

私の顧問先にもライオンズマンションがあるので、事前に、この内容を聞いていましたが、かなり大きな記事になったなぁと思います。

こう言った金銭事件は、過去、何度も繰り返されてきて。管理会社の大小に関係なく、起こっています。

「会社として再発防止に努めます」と宣言しても、繰り返されます。

これは、一般的に、次の構造があるからです。
◎管理会社のフロント担当者が、一人で組合の支払い実務(銀行印の押印)を行うこと。
◎管理組合側の押印者である理事長は、素人の輪番制で、管理会社にお任せ状態であること。

時々、見かけるのが、
・銀行の支払伝票に理事長が押印しそこねて、銀行でNGとなった。
・今度は、ミスしないように、管理会社の担当者が、印鑑を借りて(理事長の目の前で)伝票に押印する。
なんてシーン。

これは、信頼の上に成り立つのですが、この時、フロント担当者が、うまく立ち回れば、白紙の伝票に押印することも可能です。
もちろん、当社のコンサルティング・顧問先マンションでは、当社が厳しくチェックするので、そういったことは起こりませんが。

とにかく、多くの中小の管理組合は、理事会は総会前に一度開催する程度ですから、チェック機能は低く、加えて、住民の総会への出席率も悪く「シャンシャン」で決算承認。

その年を越えたら、振り返ることは、まず、ありません。

今回の横領事件については、新聞には掲載されていませんが、かなり巧妙です。
恐らく、それを書いてしまうと、模倣犯が出る可能性もあるため、あえて、伏せてあるのだと思いますが、「この方法なら、会社にも知られず、99%の確率でやれちゃう!」と言う手法。

恐らく、調子に乗り過ぎて、繰り返しやって、辻褄が合わなくなったのか。
それまで「シャンシャン理事会・総会」だったのが、たまたま、嗅覚の鋭い住民が出席して、深堀りされてしまったのか。

いすれにしても、管理組合が、「管理会社へのお任せ体質」が変わらない限り、どんな大手ブランドの管理会社でも、今回のような事件は起こり得るのだということを示す事件ですね。

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(ただし、翌日に前日分を書くケース等も含んだ連続更新)


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