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 旅館やホテルを運営する星野リゾートの採用情報サイトを見ると、トップページに「あなたはタバコを吸いますか?」と言うバナーがあります。

「NO」を選ぶと「ようこそ!」と歓迎のメッセージが現れますが、「YES」を選ぶと、「喫煙者は採用しておりません。」と言うページが現われ、その理由は、「作業効率」「施設効率」「職場環境」の面から、企業競争力を低める要因になるからだとだと、次のように書いてあります。(以下、同社のHPから)

■作業効率
喫煙者は血液中のニコチン含有量の減少により集中力を維持することができなくなります。 私のホテル業界での経験の中で、スタッフの集中力を維持させるため、勤務時間中に喫煙をさせる対応を行っているケースを何度も見てきました。これはスタッフ本人の能力の問題ではなく、中毒症状という病理的な原因によるものであり、結果的に社員の潜在能力を低下させています。

■施設効率
健康増進法の施行により、企業内の職場では分煙環境が必要になってきております。しかし、リゾート事業においては、少しでもスペースがあるなら顧客へのサービスに当てるべきです。
採算性の理由から厨房や作業用のバックスペースも節約している時に、社員の喫煙場所に投資するのは利益を圧迫することになります。

■職場環境
喫煙習慣のある社員には喫煙のための場所が設置され、より頻繁に休憩が認められるということは、喫煙習慣のない社員から見ると不公平に感じる問題です。
「なぜニコチン中毒の社員だけを企業は優遇するのか」とアルコール中毒の社員が主張したら、従業員食堂の横に社員用のバーを設置するのでしょうか。ニコチンが切れて集中できないという状況は、アルコールが切れて手が震えるという状況と差はありません。
全員が喫煙習慣のない社員で構成するA社と、全員が喫煙習慣のある社員で構成するB社が競争すると、B社は最初から不利な環境に置かれます。人口が減少に転じ、本格的な淘汰の時代に突入し、企業が厳しい競争環境にさらされている時に、わざわざ最初から不利な環境を受け入れるべきではなく、星野リゾートグループはA社を目指すことで自らを防衛する必要があります。星野リゾートグループは、顧客にご満足いただき、効率的な運営をすることで競争力を身につけようとしている発展途中の組織です。その構成員である社員の皆さんには、私たちの組織がより有利に戦えるようご協力いただきたいと思っております。



これ以外でも、富山県を中心に「明文堂書店」を展開する明文堂プランナーも、14年春の新卒採用で、喫煙者は採用しない方針を明言。面接時に、必ず喫煙の有無を確認するそうです。

製薬会社のファイザーやスポーツクラブのセントラルスポーツ、ソフトウェアのAcroquest Technology、半導体機器製造などのエムテック マツムラ、モバイル広告代理店のライブレボリューション、北陸3県を中心に30か店の靴チェーンを展開するワシントン靴店(富山市)なども喫煙の有無を採用時に確認しています。

このように、「喫煙しない」ことを採用の条件とする会社はここ数年増えています。
私の希望は、日本の多くの企業で、この動きが広まること。

そうなれば、若年層の喫煙率は、一気に減るでしょうし。街のレストランも、禁煙にしないと、客が入らないという状況になるでしょう。

禁酒法のような極端なことを望んでいるのではありません。
人が集まる場所では、喫煙はNGだという常識が広まることを願います。

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テーマ:暮らし・生活
ジャンル:ライフ