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 昨年6月に週刊ダイヤモンドで特集された記事
「感動は収益を呼ぶ」
お客さまへのおもてなしの心、それによって引き起こされるお客さまの感動が、収益につながっている企業の特集で、そのランク№1が北海道の「旭山動物園」。ちなみに、№2は「東京ディズニーリゾート(TDL)」、№3が大阪のホテル「リッツカールトン大阪」となっています。このうち、私が実際に体験したことのないのが、旭山動物園。寒いこの季節、寒冷地の動物園としては展示に最も困るだろうというこの時期に、行って来ました。

 最初に結論を言うと、ほんとにすごいです。感動します!

 土曜の朝、8時に札幌市内のホテルを出発。当社と資本関係にあり、私が社外取締役も務める住彩株式会社の津田取締役が、北海道出身ということで、案内してくれました。

 10時20分頃到着。開門は10時半。駐車場からゲートに向かうと、既に行列。TDLとまではいかないにせよ、マイナス5度の状況で、この行列。しかも、子供連れより大人だけの家族が圧倒的に多いことにまずびっくり。!
旭山動物園開園前

 ここを有名にした最も大きなイベントが「ペンギンパレード」。ゲートを入ってすぐの案内看板に11時と14時半に見ることができると告知してあります。
ペンギン行列の予告

 この行列は、南極で、野生のペンギンが食事の時間になると、陸から海に餌を取りに移動するという習性を利用したものです。
 TDLのエレクトリカルパレードを待つように、ペンギンの通り道の脇にスタンバイして待つこと15分くらい・・・来たっ!
<ペンギン行列1

 今日のお出ましは14羽。野生の習性を利用しているので、その時にならないと、何羽出てくるかわからないそうです。
ペンギン行列2

 ペンギンは団体行動の習性を持っているので、行進中も先頭が何かの弾みで立ち止まると、後ろも全部立ち止まります。そして、いつ動き出すかも、ペンギン次第。
 だから、約500メートルの行進路は、長さは決まっていても、行進時間はその日の行動次第で、予測は付きません。
 そう言った解説を聞くのも、また楽しい。
 何しろ、ここは、見せるために「動物を仕込む」のではなく、習性そのままの自然な姿を見ることができるのです。そこが、すごいのです。
 だから、感動します。
こういう手法を「行動展示」と呼びますが、まだまだ一杯ある感動ネタ。続きは次回(続)